音楽友に、今日も安眠

某大学教員の日記

2007-01-01から1年間の記事一覧

近況です

2年前の卒業論文の執筆時とまったく同じように、修士論文執筆中の現在、ブログが放置状態になっています。申し訳ありません。ちなみに切羽詰まり度も、あのときと同じです。我ながら進歩の無さに呆れます。まあ今はひたすら書くだけなのですが、ここへ来て…

TOEFLスコアの結果が出た

2こ前の記事で書いたTOEFL iBTの結果を、今日、オンライン上で確認できた。リーディング 29点 リスニング 27点 スピーキング 23点 ライティング 24点(すべて30点満点) 計 103点(120点満点中)でした。ぶっつけ本番にしてはまあまあか。…

ラルクのCD買った

MY HEART DRAWS A DREAMアーティスト: L’Arc~en~Ciel,P’UNK~EN~CIEL出版社/メーカー: キューンレコード発売日: 2007/08/29メディア: CD クリック: 6回この商品を含むブログ (42件) を見る10年以来のお気に入りのバンドだが、衰えを知らない、というかむしろ…

イギリス社会学および優生学関連でチェック

ダーウィン革命の神話作者: ピーター・J.ボウラー,Peter J. Bowler,松永俊男出版社/メーカー: 朝日新聞発売日: 1992/03メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 20世紀初頭のイギリス社会学の歩みを見ていく際、生物学の影響は最重…

「みずほ銀行被害者の会−みずほ銀行の不正を訴える−」リンク

http://ginkouhigai.com/知人も巻き込まれている。とても深刻なのに、まだ世間ではほとんど知られていない/注目されていない問題だとのことだ。

TOEFL iBTを受けた

先週末、英語の国際試験、TOEFLを受けてきた。学部3年生の時に2回受けたきりだったので、実に4年ぶりの受験である。おととしの夏に1年間の留学から帰ってきた時は、ちょっとは英語力が上がっただろうから早いうちに受けて力試ししようと思っていたのだが…

けっこうすごい英語文献のウェブ図書館を発見

ホブハウス関連のページを検索してたら、'Questia'というウェブ図書館を発見した。→ http://www.questia.com/Index.jsp 残念ながら1年につき約100ドル払わないと、蔵書を閲覧することはできないようだ(3か月コース、1月コースもあり)。なーんだそれ…

修論計画についてプレゼンする。

私の所属する研究科には、修士課程2年生向けの、特別授業がある。それは6月と9月の2回、研究科の先生方の前で、自分の修士論文の計画について30分ほどプレゼンテーションを行うというものだ。修士論文を書く2年生は、必ず参加しなければならない。つ…

NHKスペシャル「コムスン・ショック-揺れる介護現場-」

家のテレビでは地上波が映らないので(どんなテレビだ)、やむなくラジオで番組を聴いた。 音声だけでも問題の深刻さはひしひしと伝わってきた。 介護労働者の低賃金と過酷な労働実態、家族の中でとりわけ女性にのしかかる負担、高齢者の健康と行く末に対す…

『イギリス史』

ゼミ報告を終えてどうも気が抜けているので、現実逃避に2000年前のイギリスにタイムスリップしてみた。イギリスの政治思想を勉強してるのに、イギリス史についての知識はいまだに高校の世界史並という状況は、まずいなーと思っていた。そろそろ歴史もしっか…

優生思想と2つの「メリトクラシー」

「「ある種の人々が、社会的〔経済的〕に恵まれた階級に属しているのは、彼らの血統が、遺伝的に最も優秀なものだという事実に基づいている」といった類の、優生学的社会学者のおきまりの想定は…」(L.T.Hobhouse "Social Evolution and Political Theory"(19…

積ん読がますます増える。

バイト先の古本屋さんに定評のある政治思想の本が入ってきたので、一括購入。最初の2冊は、豪華な執筆陣、かつ網羅的な内容で、何かと重宝しそう。3冊目は方法を学ぶ導入として。しかしいずれも読む暇がない。。。西洋政治思想史〈1〉作者: 藤原保信,飯島…

個人的には今イチ−齋藤純一著『自由』−

自由 (思考のフロンティア)作者: 齋藤純一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/12/21メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (49件) を見る大学で友人と読んだ1冊。「自由」をめぐる最先端の議論が幅広くまとめられている、とは…

行きつけの美容院が閉店し、色々考える。

学部生の頃から行きつけだった美容院が、突然閉店した。いつものようにカットの予約を入れようと電話したら、「7月で閉店しました」という録音が流れてきた。国立市は美容院が乱立していて、競争が大変そうだと常々思ってはいたのだが、まさかつぶれてしま…

「プロレタリア文学」か?でも良い小説です。

日曜日たち (講談社文庫)作者: 吉田修一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/03/15メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (110件) を見る久しぶりに小説を読もうと思い、2002年に芥川賞を取ったという作家、吉田修一の、『日曜日たち…

Time passes like an arrow!

ブログは更新を怠ると、一月や二月、あっという間に経ってしまう。まさに光陰矢のごとし。ここ半年ほど、中央線沿いの、東京のど真ん中に住んでいたが、先週、故あって、また実家に帰ってきた。東京は色々と刺激的だったけど、こっちはド田舎なので、ブログ…

L.T.ホブハウス『自由主義論』

Hobhouse: Liberalism & Othr Writngs (Cambridge Texts in the History of Political Thought)作者: James Meadowcroft出版社/メーカー: Cambridge University Press発売日: 2008/08/21メディア: ペーパーバック クリック: 9回この商品を含むブログ (2件) …

神保町古書店街で購入

ゼミ発表直前の現実逃避に、ふらっと神保町の古本屋さんめぐりをして、以下の4冊を購入した。どれも新しいのにそれぞれ定価の6割くらいで買えて、思わぬ収穫。特に4冊目の洋書は、日本のネット上ではプレミア価格がついてて、海外のネット古書店でも4000…

STAYリバース双子座の女

なかなか更新できなくて、申し訳ないです。最近は去年1年間の間に拡散した興味関心を、何とか絞込もうと悪戦苦闘している日々。たまに上の代の人々の立派な修士論文を眺めて、自分を奮い立たせている。ところで最近、こんなマンガを読んだ。双子座の女―Stay…

最近カッコいいと思った曲

テレビでたまたま歌ってるのを観て、いいね〜と思ってしまった。同じ曲を、You Tubeで発見。 ↑「アグレッシ部」by Kreva今までヒップホップってZEEBRAとかしか知らなくて、はっきりいって全然好みのジャンルではなかったのだが、このKrevaの曲は、歌詞がソフ…

生松敬三著『社会思想の歴史 ヘーゲル・マルクス・ウェーバー』+G.A.コーエン

社会思想の歴史―ヘーゲル・マルクス・ウェーバー (岩波現代文庫)作者: 生松敬三出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2002/11/15メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 52回この商品を含むブログ (17件) を見る 1969年に出版された本の2002年度文庫版。実家の本棚…

イル・ポスティーノIl Postino

イル・ポスティーノ [DVD]出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント発売日: 2006/04/19メディア: DVD購入: 3人 クリック: 181回この商品を含むブログ (44件) を見るIl Postino is one of the best films in my life. Last ten minutes, …

"The New Liberalism: An Ideology of Social Reform" by Michael Freeden

The New Liberalism: An Ideology of Social Reform作者: Michael Freeden出版社/メーカー: Oxford Univ Pr発売日: 1978/01/01メディア: ハードカバー クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見るようやく読み終わったー。 この本では20世紀初頭イギリ…

政治学の研究会に参加

昨日は都内の某私大で行われた政治理論系の研究会に参加した。他大の研究会に出席するのは初めての体験だったので結構緊張してしまったが、様々な方と意見を交わすことができ、とても有意義な一日だった。お酒の場では、たまたま先生方に囲まれた席に座るこ…

間宮陽介著『ケインズとハイエク』

増補 ケインズとハイエク―“自由”の変容 (ちくま学芸文庫)作者: 間宮陽介出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/11メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 52回この商品を含むブログ (26件) を見る 1989年に出たものの増補版。各章で議論の雰囲気がそれぞれ大き…

研究上の悩みあれこれ

「20世紀初頭のイギリス自由主義思想の変容」なんていうテーマの勉強をしていると、「何のためにそれを勉強しているのか」、「どのようにそれを勉強すべきか」という2つの問いに、常に悩まされる。前者は研究の意義についての悩みであり、後者は研究の方法…

地元の友達と飲む+会話について

昨日は久しぶりに実家に帰って、高校時代の部活の友人と飲んだ。実家は丹沢の麓の、神奈川とは思えないド田舎にある。高校時代はこんなとこ早くオサラバして東京デビューしたいと思ってたけど、今は戻って来るたびに空気は美味しいし山は見えるし、やっぱり…

出版社勤務の先輩と飲む

昨日は出版社に勤めている大学の先輩と夕飯をご一緒した。研究書などがどういう過程を経て出版に至るのかなど、かねてよりアカデミック界と出版界の関係について興味があったので、いろいろと業界の内実について教えて頂き、大変勉強になった。 若者論に詳し…

これから人文系大学院へ進む人のために

http://www5a.biglobe.ne.jp/~teorema/index.html上ののほほんとした日記を戒めてくれるような体験記を見つけた。大学院という閉鎖的な社会の、負の側面が書かれている。

ゼミの後にだらだら

昨日のゼミでは今度の4月から大学院に入る新入生が、自己紹介もかねて研究発表を行った。去年の自分を見ているようで微笑ましかった。1年過ぎるのほんと早いな。来年の今頃は、自分も修士論文を完成させている…ハズ(汗)。頑張ろう。 ゼミ後は何人かで学…