神保町古書店街で購入

ゼミ発表直前の現実逃避に、ふらっと神保町の古本屋さんめぐりをして、以下の４冊を購入した。どれも新しいのにそれぞれ定価の６割くらいで買えて、思わぬ収穫。特に４冊目の洋書は、日本のネット上ではプレミア価格がついてて、海外のネット古書店でも4000円くらいするところを、何と1500円でゲットできた。

権利・市場・社会保障―生存権の危機から再構築へ

マンキュー経済学〈1〉ミクロ編

ベヴァリッジの経済思想―ケインズたちとの交流

Philosophy, Politics and Citizenship: The Life and Thought of the British Idealists

現段階の何でもアリの興味関心がストレートに出た、素晴らしいラインナップ・笑。でも修論に直接使えるのは４番目くらいかな。一番上の伊藤周平氏の近著は、

福祉国家と市民権―法社会学的アプローチ (叢書・現代の社会科学)

を最近読んで勉強になったので、買ってみた。著者の「市場主義が優勢であるかにみえる現状で、国家福祉の諸問題の有効な解決策の提示と同時に、ニューライト的な市場の論理に対抗できるだけの権利としての社会保障の理論を再構築していく課題が残されている」(p.52)という問題意識には共感を覚える。