音楽友に、今日も安眠

某大学教員の日記

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

夜は韓国人のフラットメイトに誘われて、韓国とエラスムス(ヨーロッパの交換留学制度)の交換留学生主催のパーティーにお邪魔しました。作って持っていった何の変哲もないソース焼きそば(チャイナ・スーパーで買ったもの)が大好評で嬉しい驚きでした。'Ja…

Reba Soffer, 'Why Do Disciplines Fail? The Starange Case of British Sociology'(1982)を引き続き読解&ノート作成。イギリス初期社会学に対してかなり本質的な批判をしている。Stefan ColliniのLiberalism and Sociology: L.T. Hobhouse and Political A…

翻訳企画終了

ここ数日取り組んで(悩まされて)きた翻訳企画の訳者注にようやくけりをつけ、訳者代表の先生に送りました。ふ〜。スペンサーの解説文など特に苦労しましたが、そんななか勉強になったのが、David Weinstein先生の以下の紹介文でした:Herbert Spencer (Sta…

Reba Soffer'Why Do Disciplines Fail? The Strange Case of British Sociology' in The English Historical Review, Vlo.97, 1982, pp.767-802の読解&ノート作成に取りかかる。かなり面白い。が、批判的に再検討すること。

アンティークショップにて

1. イギリスはアンティークの家具や小物が有名な国ですが、シェフィールドにも町外れにアンティーク・ショップが何軒か立ち並ぶエリアがあり、僕もひと月に一度ほど足を運びます。主な目的は、日本の彼女へのお土産にアクセサリーや小物を買うことです。さす…

ザ・イーストエンダーズ

イギリスで1985年以来続いているという、BBCの長寿番組The EastEnders(ロンドンのイーストエンドに住む労働者階級の人々の人生模様を描く連続ドラマ)を、3話ほど観てしまいました。離婚、再婚、また離婚、性的虐待、望まぬ妊娠、恋人の死、そして殺人・・…

ミーティング

1.指導教官の先生とミーティング。博論の構想を見てもらったのですが、おかげ様で何とかゴーサインをもらうことができました。このまま頑張れば進級試験(*)用の書類も、9月ではなくて5月に出して良いよと言われ、ひとまずほっとしました。次回のミーテ(三…

1. ゼミでマンチェスター大学の若手の先生による報告を聞きました。リバタリアニズムと平等主義的分配論を、後者を義務論的に解釈することで理論的に両立させようとする試みでしたが、どっちつかずといった印象で、正直、あまり魅力は感じられませんでした。…

何はともあれ昨日原稿を先生に送れたので今日は息抜きにキッチンで台湾、韓国、アメリカ、ルーマニアのフラットメイト&友人知人8人と夕食をワイワイ食べました。その席で初対面の韓国の人から「チョナンカンに似てるね」と言われました(誰?と思った人は…

1. 昨日先生に送った博論構想のレジュメについて、スウェーデンの大学院に留学している日本人の友人と日本在住のカナダ人の友人が二人でチェック&コメントしてくれるという有難い申し出を受けまして、今日はその二人とスカイプで二時間ほどお話しました。非…

マンズール君に怒られる

キッチンでレジュメの推敲をしていたら、フラットメイトのマンズール君(経済学のPhD1年生)に、「土曜日なのに勉強なんかすんなYO!あとおまえの部屋、やたら本が多いんだよ!俺の部屋なんて3冊しかないぜ」と、変な説教と自慢をされました。僕は日本人の…

タイムリミットが来たので来週のミーテ用の博論構想を指導教官の先生に送りました。問題の所在と大まかな構成は書きましたが、先行研究の検討や方法論についてはほとんど触れられませんでした。そもそもこのテーマを先生はどう思うのだろうか…。

症状のせいかここ数日いまいち研究に身が入らず、博論構想のレジュメを200wordsずつ書くことくらいしかできませんでした。結局明日までかかってしまいそう。あと、今週から木、金曜の二時間ずつ、PhDの学生用のSpeaking Skillの授業と、哲学研究科の学部生向…

実は花粉症?

何となく頭がぼーっとしてる状態とくしゃみと鼻水がここ数日続いていたので風邪だろうと思っていたのですが、今日日本人の友人に「それは花粉症ではないか」と言われてしまいました。花粉症って日本限定じゃないの!?と思って調べてみると、イギリスでも花粉…

夜は少し体調がましになったので、博論構想のレジュメを250wordsほど。あとおそらく最重要文献の一つとなると思われる、Sandra Den OtterのBritish Idealism and Social Explanation(1996)の第二章の一部をノート作成。主にGreenとBosanquetの経験主義評価の…

風邪気味

朝(と言っても基本夜型なのでお昼近くですが)起きたら、少し喉が痛くて体調も良くなさげでした。こないだロンドンで寒い中何時間も歩いたりしたせいか、風邪を引いたっぽいです。今日はあまり無理せず寝てました。僕のバーミンガム時代からの風邪の対処法…

来年ハウスメイトになる予定の二人と候補の家を一軒見に行きました。静かで学生が多く安全な場所でしたが、家自体はやや不発。狭さと古さが気になりました。今住んでいる大学寮よりも二割ほど家賃が安い家だったのですが、やはりあまりケチらずに部屋の快適…

博論の構想を引き続き800wordsほど。問題の所在、研究の目的、リサーチ・クエスチョンをそれぞれ立てるところまで書きました。明日、明後日で全5章の簡単な内容を書いて、土曜までには指導教官の先生に何とか送れそうです。それにしても政治学研究科に所属…

今年の秋以降の住居探しのため三件ほど大家に電話しました。一件は明日家を見せてもらえるそう。来年も一緒に住むマンズール君(バングラデシュ)も、大学近くの良さげな家を一軒探してきてくれました。

引き続き博士論文の構想を書いています。一日かけたのに700wordsしか進みませんでしたが。。。普段文献を読んでいるとき各論にばかり気を取られて、全体的な問題をあまり考えてこなかったツケがまわってきています。例えばホブハウスの社会学方法論は、彼の…

Weekend in London

土曜、日曜とロンドンに行ってきました。エディンバラ大学で歴史学のPhDにいる日本人の友人と再会し、一緒にピカデリーサーカスのジャパンセンターに行ったり、日本人経営の安価で快適なホステルに泊まったりと、JAPANを満喫した二日間でした。特に人気の日…

House Finding開始

1. そろそろ来年9月以降の住居のことを考えねば、ということで、今日はネットでお部屋探しをしたり、ハウスメイトになる予定の台湾人・バングラデシュ人のPhD1年生の友人たちとご飯を食べながら今後のプランを相談したりしました。プライベート・ハウスは…

韓国人のフラットメイトと

新しく越してきた韓国人のフラットメイトに頼まれて、午後はチャイナ・スーパーをメインに街を案内しました。渡英してまだ一週間とのことですが早くもイギリスの食事にはうんざりしていたようで、スーパーでコチュジャンや餃子、インスタントラーメンなどを…

院生発表会始まる

1. 午前中は政治学研究科博士課程1年生向けの院生ゼミでした。いよいよPhD1年生のプレゼンテーションが始まり(自分の出番は3月18日です)、今日はナイジェリア人とトルコ人の留学生の報告だったのですが・・・レ、レベルが高い!二人とも博士論文の構想を…

博論構想書き始める

1. 先生との次回のミーティング(さ来週の火曜)に向けて、博論の一応の章立てを書いた上で、Introductionを書き始める。4時間半かけて800wordsほど進む。歩みは遅いが少しずつでも書いていこう。これまでの三カ月で全体のテーマは定まってきたのだが、うま…

仕事はもっと気楽なもの!?

1. それにしてもオックスフォード二泊目に滞在したユースホステルで出会ったアイルランド人の青年の言葉が忘れらません。出張で一週間ほどオックスフォードに来たとのことですが、月曜の朝9時を過ぎたころ「仕事は何時に始まるの?」と彼に聞いてみたところ…

Hobhouseの'Sociology'論文(1920)読了&ノート作成。society, community, state, associationなど類似概念の相互関係が分かってきた。今後の目標は、ホブハウス社会学におけるこれらの概念を同時代の他の英国社会学者(社会哲学者)―さしあたりBosanquet, Ri…

ワークショップ@オックスフォード大学

三日間のオックスフォード滞在を終えて無事にシェフィールドに戻って来ました。ワークショップ、観光、資料調査と様々な収穫のあった滞在でしたが、何より初日のワークショップは自分にとって特別な思い出の残る日となりました。はじめは緊張しましたが、密…

クラシック・コンサートに行く

シェフィールドのシティホールにて、何年かぶりにクラシックのコンサートを聴いてきました。いま住んでる大学寮はキャンパスと街の間にあって、徒歩約7分でコンサートホールに行くことができるのです。チケットは一律15ポンド(約2300円、立ち見席は5ポンド…

明日のワークショップ(「リベラリズムの国際比較」)に向けて、レジュメや報告者の著作を読む。