音楽友に、今日も安眠

某大学教員の日記

仕事はもっと気楽なもの!?

1. それにしてもオックスフォード二泊目に滞在したユースホステルで出会ったアイルランド人の青年の言葉が忘れらません。出張で一週間ほどオックスフォードに来たとのことですが、月曜の朝9時を過ぎたころ「仕事は何時に始まるの?」と彼に聞いてみたところ、「理論的には9時だけど今日は憂鬱な月曜だし遅れていくよ。別に遅刻してもその分ちょっと遅くまで働けば良いんだし、僕がたくさん寝て体力を養って出社した方が会社にとっても有難いだろ」との衝撃的な答えが返ってきたのです。

部屋にはもう一人インド人の青年もいて、こちらはオックスフォード郊外にある会社に就職してその日が出社初日なのだと言います。でも8時半頃から「やべー遅れる」とは言い出したものの、のろのろ着替えたりしてこちらも一向に焦る気配はありません。しまいには「会社への行き方ワカンネ」とも言い出す始末です。僕の方は、「転職初日だというのにこの余裕は何!?会社への行き方調べてないってどういうこと!?」と、ただただカルチャーショックを受けました。

これが「仕事なんてクソだろ」さんブログの言う、「海外では日本のように仕事様への敷居が高くない」ことの意味するところかと思いましたね。「東京なんかでは朝は6時半に起きて満員電車に揺られて出社、不払い残業は当たり前だよ」とアイルランドの青年に言うと、「あー日本のクレイジーな労働文化については聞いたことあるよ」と言われてしまいました。日本の不名誉なイメージは、遠くアイルランドの地まで届いているようです。

2. オックスフォードに行っている間に、5人目の新しいフラットメイトが来ていました。韓国人の青年ですが、まだ学部生で交換留学生なのだそう。夜はパキスタンバングラディシュのフラットメイトと4人で、それぞれのお国柄をしばし雑談しました。