音楽友に、今日も安眠

某大学教員の日記

2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

一時帰国します!

院生プレゼンの準備と報告、指導教官とのミーティング、帰国直後のゼミ報告用のレジュメ作成、それにイースター休暇でみんな離れ離れになる前に友人たちとご飯を食べたり、日本へのお土産を買ったりと、とても慌ただしかった一週間でしたが、先ほどレジュメ…

プレゼン終了

18日のプレゼンテーション、何とか無事に終了しました。前日にしっかり話す内容もまとめたので、プレゼン自体はうまくいったと思います。学部生の時から名前を知っていたゼミ担当のH教授が「面白いテーマだね」と言って下さったのが嬉しかったです。ただ、質…

「人種差別社会」と留学生の「盲目」

先週土曜日はウォーリック大学でのHuman Rightsの学会に行ってきてなかなか有意義だったのですが、そこでお知り合いになったインド系の研究者の方と印象深い会話を交わしました。ポストコロニアリズム文学の研究者であるその方は、カナダのトロント大学の学…

日、月、火と、今週木曜日のミーティング用のレジュメを作成していて、いま先生に送信し終わりました。本当は思想史研究上の主要な方法論をまとめた上で、自分の方法論の立ち位置を定めるところまで行きたかったのですが、思想史方法論は、勉強し始めるとな…

1. 只今、18日の院生プレゼンの準備と、同日午後の指導教官とのミーティングの準備、それに今月末の日本での(一時帰国することにしました!また追って書きます)ゼミ報告の準備を一度に行う必要に迫られ、かなりいっぱいいっぱいです。幸いプレゼンとゼミ報…

思想史方法論

1. Andrew Vincent, "The Nature of Political Theory" (Oxford, 2004)の「政治理論史」の方法論についての項を読解・ノート。分析的政治理論学派、スキナー(およびポーコック)の「意図−文脈」学派、レオ・シュトラウス学派の対比。僕は個人的には、歴史性…

最近すっかり夜型で、21時を過ぎて勉強に集中できるという状況。午前中に授業がある時は寝不足で出て、夕方にがっつり寝ている。睡眠時間は確保しているのでいちおう「規則正しい生活」にはなっているけど、やっぱり不健康かな?

1. 引き続きGinsbergによるHobhouse社会理論の解説を読み進める。やはり研究上の鍵は、ホブハウスが一方で自然主義的な決定論を退け人間意志の自由を社会進歩の基礎に置いていたことと、他方では社会学者として人間意志に与える社会構造(制度および他者との…

ロンドンの写真をUP

以下は昨日、おととい訪ねたUniversity College London(UCL)とLondon School of Economics(LSE)の図書館の写真です。 ↑UCLの図書館。インパクト大ですな。 ↑こちらはLSE。はじめて訪れましたが、中はとても機能的な構造でした。 ↑こんな感じ。エレベーターと…

1. J.A. Hobson and M. Ginsberg, "L.T. Hobhouse: His Life and Work"(1931)のなかのGinsbergが書いた'Sociology'の章を読解・ノート作成開始。Morris Ginsbergはさすがホブハウスの愛弟子なだけある。コンパクトにまとまっていて素晴らしい。2. Michael Fr…

イギリスの鉄道事情キター!

ロンドンから無事シェフィールドに戻ってきました。只今深夜2時。ロンドン滞在はとても有意義で、見たかった資料も全てコピーすることができたし、先輩とも無事お会いすることができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。しかし今回の旅行では、…

明日、明後日と一泊ロンドンに行ってきます。今回の目的は、日本から調査旅行に来られるイギリス思想史研究の先輩とお会いすることと、UCLとLSEの図書館でまだ入手していないホブハウスの論文や弟子Ginsbergとの手紙、そして初期社会学の学会誌Sociological …

X JAPAN!

中学時代の自分にとって特別な存在だった伝説のロック・バンドX JAPANが2007年に再結成していたことを今さらながら知り、You Tube参りをしてひとしきり熱くなる。去年からLUNA SEAのSUGIZOがギタリストとして加入してるんですね!LUNA SEAもかなり好きだった…

1. R. Soffer論文読了&ノート。初期イギリス社会学をぼこぼこに批判する論文。面白かったけど、説得はされなかったぞ。2. こないだ書き上げた共著論文を読んでくれた友人から有益なコメントを頂いたので、T.H.グリーンの教育論など思い出しつつ回答を書く。…