音楽友に、今日も安眠

某大学教員の日記

採点期間

先週から期末試験の採点期間に入る。昨年に比べて今学期はなぜか受講生数が急増したので(トータルで150人から400人へ!)、採点が大変だ。答案用紙を読んでも読んでも終わらない。さらに授業期間が終わって気が抜けたのか、週の後半には体調不良になり(頭痛、食欲減退、だるさなど)、金曜は午前中の会議のあと、完全にダウンしてしまった。

昨日(土曜)は体調不良をおして下の子の七五三の撮影へ。帰宅後は休養。夜は少し調子が戻ったので、夕飯を作る(妻も過労でへばり気味である)。

上の子はいま入院中で、今日(日曜)は妻が見舞いへ。私は下の子(4歳半)の面倒をみる。遊び方に成長を感じた。言葉を逆に読んでクイズを出してきたり、児童館では他の子のボードゲームに興味を示すなど。

採点に加えて、明日(月曜)は上の子の見舞いと、下の子の保育園送り迎え+習い事の付き添い、そして明後日は上の子の退院の付き添いもあり、なかなか研究の時間が取れない。

こういう日が続くと、いろいろ焦ってしまう。このブログを書くときはいつもこの愚痴ばかりだが、上の子が病弱+下の子は年子+妻はフルタイム共働きというトリプル要因によって、家事育児に多くの時間と労力を取られてしまい、研究時間が思うように確保できず、焦燥感にかられる日々が、もう何年も続いている。家族が何よりも大事であることは頭では分かっているし、子どもも可愛いのだが、研究者としてのアイデンティティとのあいだに、ときにコンフリクトが生じてしまうことも事実だ。