音楽友に、今日も安眠

某大学教員の日記

症状のせいかここ数日いまいち研究に身が入らず、博論構想のレジュメを200wordsずつ書くことくらいしかできませんでした。結局明日までかかってしまいそう。あと、今週から木、金曜の二時間ずつ、PhDの学生用のSpeaking Skillの授業と、哲学研究科の学部生向けのHuman Rightsの講義に出席することにしました。後者の方は今日、ジョン・ロックの権利論について講義がありました。授業後、これまで今ひとつぴんときていなかったロックにおける市民社会と国家の概念の関係について質問したらLecturerの方がかなり分かりやすい説明をしてくれて、大分イメージを掴むことができました。ただ、昔読んだ日本の研究者の論文とは反対の解釈をしていたのが気になりました(論文ではロックにおいて市民社会=国家として説明されていたのに対して、今日のLecturerは市民社会≠国家としたうえで、市民社会が国家を包含し、逆に国家は市民社会を持続させるorganizationであるという解釈をしていました)。