音楽友に、今日も安眠

某大学教員の日記

院生発表会始まる

1. 午前中は政治学研究科博士課程1年生向けの院生ゼミでした。いよいよPhD1年生のプレゼンテーションが始まり(自分の出番は3月18日です)、今日はナイジェリア人とトルコ人の留学生の報告だったのですが・・・レ、レベルが高い!二人とも博士論文の構想を報告していたのですが、去年の10月に研究を始めたとは思えないほど充実した内容でした。研究テーマの背景と問題の所在、論文の骨格、先行研究のレビューと批判、リサーチ・クエスチョンと方法論、タイム・スケジュール・・・全てがクリア、かつ内容的に充実していて、これなら三年で博士論文書けるだろうなと思わせました。二人とも英語が母語で無いにも関わらずとても堂々としたプレゼンで、けっこう答えにくそうな質問にも即座に回答してました。人前で話すのに慣れてる+頭の回転がとても速いんだろうなあ。。。僕はいまの指導教官の先生の下で研究がしたくてシェフィールド大学を選んだのですが、あとでイギリスではこの大学の政治学研究科はわりと有名なのだということを知りました。今日その一端を垣間見た気がします。自分の研究の進度や英語力、プレゼン力などを顧みて正直へこみましたが、こういう優秀な人たちに囲まれて研究ができることをラッキーなことだと前向きに捉えるようにしました。

2. 博士論文の構想を引き続き400wordsほど。先行研究を説得的に批判するのは難しい・・・。