音楽友に、今日も安眠

某大学教員の日記

1. 昨日先生に送った博論構想のレジュメについて、スウェーデンの大学院に留学している日本人の友人と日本在住のカナダ人の友人が二人でチェック&コメントしてくれるという有難い申し出を受けまして、今日はその二人とスカイプで二時間ほどお話しました。非常にディープかつ分析的なコメントをくれて大変有意義な時間となりました。社会学歴史学の違いや、ホブハウスの'Ethically right must be sociologically possible'の言明の意味について、もっと考えなきゃならんということに気づかされました。感謝感謝。それにしても話が複雑になったときの自分の英語のグダグダっぷりを何とかしたいな…。

2. 明日の大学院ゼミの報告レジュメ'Left-Libertarianism: Rawlsian Not Luck Egalitarian'(byマンチェスター大学のJonathan Quong先生)をざっと読む。自己所有権と平等主義的な分配的正義を理論的に両立させる「左派リバタリアニズム」の立場を確立するためには、「運の平等主義」ではなく「義務論的平等主義」を採用すべきとの主張。