音楽友に、今日も安眠

某大学教員の日記

一時帰国を終えて

またもや一カ月ぶりの更新になってしまいましたが、ちゃんと生きてます。無事に日本からカーディフへ戻ってきました。今回はイギリスの先生方との一時帰国ということで、自分にとっても特別な経験となりました。東京の学会でのセッションでは、イギリス理想主義という、ややマイナーな(某先生からは「渋いね」と言われました)テーマで、通訳なしでしかも日曜の夕方という帰宅時の実施だったにも関わらず、50名ほどの方が出席して下さって、大変ありがたかったです。参加者の方々のイギリス理想主義への関心を、少しでも高められる内容だったでしょうか。私は発表の際、やはり緊張してしまいましたが、こういうのも慣れですね。3年前にはじめて学会報告した時などに比べれば、随分度胸がついたなと我ながら思いました。

翌日の神戸大学でのセミナーも成功裡に終わりました。国際関係論という、あまりなじみのない分野でのコメンテーターを務めさせて頂き、こちらも非常に良い経験となりました。勉強になったのみならず、神戸大学の大学院生さんたちのおしゃれさが、私にはまぶしかったです・笑。イギリスの院生は(私も含め)格好にあまり気を配らない人ばかりなので、やはり日本はファッション先進国だなーと思いました。神戸の日本酒も美味しかったです。イギリスの先生方も、日本の研究者の方々と非常に有益な議論・交流ができ、食事も美味しく、観光も楽しくて、大変有意義な滞在だったと喜んで下さいました。色々大変なこともありましたが、準備を時間かけて頑張って、ほんとに良かったです!

さて、イギリスに戻ってきて、いよいよ留学もラストスパート。今は日本へ持って帰るべき本を色々物色・購入中です。博論も、このまま最後まで突っ走りたい感じです(でもあと三山くらいあるかな。。。)また、博論に加えて、秋の学会報告の原稿作成、投稿論文の修正(2月に出した論文の査読が返ってきて、かなりの量の、でも全て納得できる修正要求を頂きました。精進あるのみです。)、某共著論文の修正など、数カ月内に行うべき作業がいくつか溜まっています。それぞれ何とか博論とも結びつけつつ、頑張りたいと思います。