音楽友に、今日も安眠

某大学教員の日記

「就活」開始とフィッシュ・アンド・チップス

公募に初めて出してみることにしました。いよいよ長く辛いものになるであろう、就職活動を開始することになります。業績も教歴もさほど立派なものではないので、就職に関しては相当(下手すると一生!?)苦労することが予想されますが、これに関してはもう努力と運以外の何ものでもありませんので、研究を続けられる幸せを噛みしめつつ、一歩一歩頑張っていこうと思います。

今日はその他の雑務の多さもあってストレスが溜まってしまったのか、図書館からの帰り道、やけくそでケバブ店に入り、フィッシュ・アンド・チップスを注文してしまいました。出来あがるまでしばらく待たなければいけなかったのですが、その間に来店してきたイギリス人の学生さんたちの様子は、イギリス人見てて面白いな〜と改めて思わせるものでした。

端的に言って、まずみなさん酔っぱらってました。金曜の夜だったこともあり、街でさんざん飲んで食べて踊って、その帰りに酔った勢いでケバブ買いに来た、というテンション高めな人ばかり。みなさん、だいたい「チップス」(フライドポテト)と「揚げソーセージ」、または「ケバブ&チップス」をテイクアウトで頼んでましたね。日本で言うところの、飲んだ後の締めのラーメン、といったところでしょうか。

女性の学生さんが多かったのですが、彼女たちの言ってることがいちいち面白かったです。

学生A(雨の中彼女を迎えにきて、薄着だった彼女に上着を着せてあげた優しい男友達に向かって)「は!?あんた、いったい何でここにいんの!?恐いんですけど!」 男性「いや、たったいま君が僕を電話で呼び出したんじゃないか〜(泣)」・・・パシリの彼に幸あれ。

店員さん「チップスにソルト&ビネガーはかけますか?」 学生B(失恋でもしたのか、涙でマスカラが流れ顔を真っ黒にしながら)「I don't care!(どうでもいい!)I don't care!! I don't care!!!・・・・・・Yes, please(お願い)。」これには僕だけでなく、他の人々も思わず失笑してました。

学生C(きわめて肥満体形)「チーズ&チップスちょうだい。ケチャップとマヨネーズと、あとガーリックソースたっぷりかけてね!」う…う〜ん、この体型もむべなるかな。でも最後に、「…あと、そこのトマトも三切れくらい付けて?」と頼んでいたところに、彼女の良心を見ました。

フィッシュ・アンド・チップスは、待った甲斐あって揚げたてで美味しかったです。たまに食べるとこういうのも良いですね。でも、学生さんたちの奇態とそこで出されていたチップスの量を見ているだけで、もうかなりお腹いっぱいでしたが・笑。