音楽友に、今日も安眠

某大学教員の日記

英語のボキャブラリーについて

これまでの留学生活でつい後回しにしてしまいがちだったのが、英語ボキャブラリーの強化です。スピーキングに慣れてくると、限られたボキャブラリーでも説明を増やすことで言いたいことを表現できるようになってきます(例えば、introvertedという単語を知らなくとも、She is more interested in thinking on her own than talking to other peopleと言えれば、相手に言いたいことは伝わります)。それはそれで非常に重要なスキルですし、話す量が増えることで、結果的にコミュニケーションの活発化に繋がることも多いでしょう。私自身、日本語よりも英語を話す時の方が饒舌になる傾向がありますが、その一因には、(やや逆説的ですが)自分の「ボキャブラリーの無さ」も関係しているように思います。

ただ、適切な単語を知らないことで、どうしても説明は迂遠になってしまいがちです。日常会話では特に問題ないのかもしれませんが、1.学会報告など時間の限られた場では有効な議論を妨げる要因になる、2.論文執筆においてはボキャブラリーが貧困だと致命的、と常々感じてきました。やや遅きに失した感はありますが、ここらでもう一度語彙の強化に努めたいと思います。このブログに「英単語」の欄を設けて、随時内容を増やしていきたいと思います。一日一度見返すことで、会話や議論、論文の中でも「使える」ようになることを目標にします。