音楽友に、今日も安眠

某大学教員の日記

思想史研究に役立つウェブ図書館

http://openlibrary.org/ (OPEN LIBRARY)
http://www.gutenberg.org/wiki/Main_Page (Project Gutenberg)

これまで、時間とお金をかけて他大の図書館まで行って一次文献の著作をコピーしたり、背表紙が真っ白のやる気のない(しかもけっこうなお金は取る)リプリント版を買ったりしていた苦労は、いったい何だったのでしょうか。著作権の切れた昔の英語の学術書は、かなりの確率で、上のサイトで無料閲覧できることを本日偶然にも発見しました。ボザンケもグリーンもホブハウスもホブソンも、みんな無料で読める本が置いてありました。しかもたくさん!(興奮)

うーむ、なぜ今まで指導教官も含め、誰もこれらのサイトの存在を教えてくれなかったのか。ひょっとしたら、まだ思想史研究者にすらあまり知られていないのでしょうか?ざっと見たところ、仏語や独語の本もそれなりにアップされているようでした。私の場合、思想史研究といってもアーカイブ調査よりテクスト分析が主ですし、今後とても重宝しそうです。いやー、すごい時代になりました!