音楽友に、今日も安眠

某大学教員の日記

フランス旅行を終えて

一週間の旅行からカーディフへ無事に帰ってきました。パリはとても良かったです。前回の記事の最後に、パリの人々の傲慢さを心配していると書きましたが、出会った人はみな英語を話そうとしてくれましたし、実際は全然そんなこと無かったです(オペラ座のスタッフの人々はやや例外でしたが)。食べ物はロンドン以上に高価だと感じましたが、それを補って余りある美味しさでした。レストランでの食材の豊富さや味の複雑さには、感心させられっぱなしでした。正直、ケチャップやマヨネーズ、バーベキューソース、salt&vinegarに支配された偉大なる英国の食文化に戻るのは、けっこう憂鬱でした。パリでは道行く人々や建物なども、とてもおしゃれでした。ただホームレスや物乞い、路上の物売りの人々がほぼ例外なくエスニック・マイノリティであったことも印象的でした。イギリス以上にエスニシティ間の社会的分断が深刻であるように思いました。

充電を終えてカーディフに戻ったら、新年度の手続きの嵐が待っていました。泣いても笑ってもあと一年の留学生活。気を引き締め直して頑張りたいと思います。