音楽友に、今日も安眠

某大学教員の日記

近況です(新しい職場・子ども・研究状況)

この4月から新しい職場での仕事が始まりました。予想以上ではないものの予想どおりの忙しい日々になり、ブログの更新も途絶えてしまいました。時間がかかっているのは主に週6コマの授業の準備で、校務はまだそれほど多くありません。いくつか学部や全学の中心的な委員会に配属されましたが、今のところは同僚の先生方の傍で、OJTで仕事を覚える日々という感じです。それでも後期からどんどん責任ある仕事が回ってきそうな予感はあります。後期は大学院も含めて授業が7コマにもなるので、果たして無事に乗り切れるか、今から少し不安ではあります。

娘は4月に1歳になりました。最近は伝い歩きとハイハイであちこち活発に動き回って、全然目が離せません。よく笑い、泣き、怒ります。怒るととても1歳児とは思えない迫力です(先日テレビでやっていた初代ゴジラに似ていると思いました)。娘にはこの夏に少し大きめの手術の予定が入っていて、今は妻ともども無事に終わることを祈るばかりです。担当してくださる先生は名医で信頼しています。この一年、娘の関係でさまざまな医者と接してきましが、本当に優秀な医者とは、自信に満ち溢れていながらも決して偉ぶらない人だという印象を受けました。どこの世界でも共通していることかもしれません。

妻は早くも(?)二人目の子どもを妊娠しました。今年の12月に出産予定です。最近ようやく安定期に入りましたが、大きくなってきたお腹に胃が圧迫されて身体がしんどそうです。妊婦さんは睡眠も浅く、もともとの低血圧もあって朝がかなり辛いようです。それもあって、妻は育児休業中なのですが、できる限り私も家事・育児をするようにしています。朝起きたら、まず娘のおむつを換えます。そして離乳食を作って食べさせ、そのあと夫婦の朝ごはんを作ります。自分の分を食べたら食器洗いして(このあたりで娘がうんちするので、おむつをもう一度換えます)、ゴミ出ししてから出勤しています。夜は帰宅したら娘に夕食を食べさせ(妻が用意してくれていることが多いです)、夕食後はみんなの食器を洗い、あと片づけしたら娘をお風呂に入れ、寝かしつけます。以上の家事・育児が私の平日の日課になっています。週末は妻を休ませるために、もうちょっとやっています。「働く日本の男性」としてはわりと家事・育児をやっている方かな〜と自負していますが、どうでしょうか(調子乗りすぎ?)。

毎日こんな感じなので、正直研究がほとんどできていません(この一年、こればかり書いている気がしますが…)。職場ではどうしても授業と授業準備と校務に追われてしまうので、自分のためのリーディングができるのは通勤中の車内だけという、かなりまずい状況になっています。今まで以上にタイムマネジメントを意識して、工夫して研究時間を捻出していくしかないのでしょう。「自分だけの時間」が無尽蔵にあった留学時代と博士論文の追い込み時代が、遠い昔のことのように思えます(まだ二年も経っていないのですが)。とりあえず、仕事と家のことを研究が進まないことの言い訳にしてはいけないと、自分に言い聞かせたいと思っています。