音楽友に、今日も安眠

某大学教員の日記

東北・関東大地震

昨日(11日金曜)の朝は、「日本が大変なことになっている」との友人からの電話で起こされる。家族の安否確認をして、あとは一日、地震の情報をUSTREAMFacebookBBCで追っていた。今朝(12日土曜)も、日本にいる彼女からの電話で起きる。木曜日に小田原に出張して金曜日に山梨に戻るはずだったが、地震のために電車が止まり帰れず、ホテルもどこも満杯で居酒屋などで徹夜を余儀なくされ、土曜に中央線が復旧して、ようやく午後に家に帰れたとのこと。彼女の両親が仙台市内にいるはずなのだが、地震直後に「無事」との短いメールが彼女の元へ来た後は、連絡が取れなくなっている(私も何度か仙台へ電話をしたが、繋がらない)。彼女曰く、この間、あまりニュースを見ることが出来ていなかったが、帰宅してテレビをつけたら、津波の映像や原発施設が爆発したニュースがやっていて、両親や仙台にいる友人が大丈夫か、とても心配になったと言う。不安だろうけど、疲れているだろうからまずはゆっくり休んでほしい。こういう時にそばにいてあげられなくて、本当に申し訳ない。。。

次々に飛び込んでくるニュースの映像は、どれも想像を絶している。特に津波の被害の様子が、本当に恐ろしい。介護が必要なお年寄りなど、逃げる時間は充分にあったのだろうか。身内や近隣の人々が犠牲になったり、慣れ親しんだ街が津波で流されていくのを目の当たりにするのは、どれほど辛いことだろう。東北の中でも地方部の被害が特に大きいように見えることも痛ましい。ただでさえ経済的に苦労を強いられている地域だろうに…。

全国的に支援の輪が広がり、被害を受けた地域の一刻も早い復興を願うばかりだ。海外にいる自分にできることは、何だろうか・・・。

[追記]
とりあえず、少額だけどヤフーチャリティに募金した。(3月13日)