音楽友に、今日も安眠

某大学教員の日記

1. 半年前から取り組んできた共著論文がようやく完成。編者の先生に送る。相方の執筆者は年下だが非常に優秀な東大の院生の方で、半年間鍛えられました。今年は一人でも論文を完成させたいな。

2. イギリス社会学界の大家、A.H.Halsay教授が80歳にして執筆した A History of Sociology in Britain: Science, Literature, and Society(Oxford, 2004)の序文と序章を読む。1907年にホブハウスがLSEに就任してからの100年のイギリス社会学史を、「ダーウィンの影響」、「科学と人文学」、「社会学方法論」、「社会政策との関係」、「LSEの重要性」の5つの観点から叙述していくとのこと。イギリス社会学史の研究って意外に少ない。著者がどんな「イギリスらしさ」を見出していくのか、読み進めるのが楽しみ。